アクリル板とは/ガラスの種類辞典

アクリル板とは

アクリル板とは

アクリル板は、汎用プラスチックのひとつであるアクリル樹脂(メタクリル樹脂)を平板状に成形したものです。

軽量でありながらも強度に優れていることから、ガラスの代用品としてよく用いられます。

このページで、アクリルの特徴を4点解説していきます。

この記事のポイント
  • アクリルの強度は透明ガラスの4倍
  • アクリルの重さはガラスの2分の1
  • アクリルの透過率は94%で通常のガラスと比べて透明度が高い
  • アクリルの耐熱温度は-40~80℃

アクリルの特徴① 強度は透明ガラスの4倍

アクリル板の特徴/強度は透明ガラスの4倍
アクリルは一般的に使われる透明ガラスの4倍の強度があり、割れても破片が飛散しないから、ケガの危険性が少なく安全です。

アクリルの特徴② 重さはガラスの2分の1

アクリル板の特徴/重さはガラスの2分の1
アクリルは一般的なガラスの約半分の重さで、大変軽量です。軽量で扱いやすいため、DIY による交換・施工をされる方にもおすすめな素材です。ドアや引き戸などの建具を軽量化でき、子供やお年寄りでも軽い力で開閉できます。

アクリルの特徴③ 透過率は94%

アクリル板の特徴/ 透過率は94%
アクリルの透過率は94%と一般的なガラスと比べて高いです。アクリル越しに見た物の色がアクリルの色に影響を受けることなく忠実に再現できるので、ディスプレイのケースなどにおすすめです。

アクリルの特徴④ 耐熱温度は-40~80℃

アクリル板の特徴/耐熱温度は-40~80℃
-40℃から+80℃までの温度に対応しているため、寒い冬や暑い夏の気温でも劣化しにくく屋外でも安心して使用いただけます。

アクリルがよく使われる用途・シーン

ガラスと同じくアクリルの用途は幅広く、建具や家具までございます。
階段の手すり
アクリルが使われる用途・シーンの例 - 階段の手すり
アクリルの厚み 4、5、6ミリ

 

室内ドア・窓
アクリルが使われる用途・シーンの例 - 室内ドア・窓
アクリルの厚み 4、5、6ミリ

 

テーブルトップ
アクリルが使われる用途・シーンの例 - テーブルトップ
アクリルの厚み 4、5、6ミリ

 

アクリルと他の素材との比較

アクリルとポリカーボネートと透明ガラスの特徴を比較してみました。 アクリルとガラス/アクリルとポリカーボネートそれぞれの比較をまとめたページもございますので、ご覧ください。
  アクリル ポリカーボネート 普通透明ガラス
強度
割れない

アクリルの50倍の強度

割れる
キズ ×
重量
9.6kg

ガラスの半分の重さ

20.3kg
耐熱温度
80

130

110
最大サイズ 160センチ × 240センチ 160センチ × 400センチ 121.9センチ × 243.8センチ
厚みの種類 1〜10ミリ 2〜10ミリ 2〜19ミリ

 

アクリルと他の素材との比較① ガラスとの違い

アクリルと他の素材との比較① ガラスとの違い
素材は違えど見た目が似ている「アクリル」と「ガラス」の特徴と違いが比較表ですぐに分かるページ。どういう場合にどちらが適しているかも分かります。

アクリルと他の素材との比較② ポリカーボネートとの違い

アクリルと他の素材との比較② ポリカーボネートとの違い
どちらもプラスチック素材で見た目が似ていて違いが分かりにくい「ポリカーボネート」「アクリル」の違いや、用途別にどちらが適しているかを解説!

当社で取り扱っているアクリル板

割れないガラスとして定評の「アクリル板」

当社で取り扱っているアクリル板

アクリルはガラスよりも耐衝撃性に優れ、割れた破片で怪我をすることがなく安全です。透明度が高く厚みの種類も豊富なので、家具やドアなど様々な場所で使用されています。 オーダーサイズでのカットはもちろん、穴あけや曲げ加工もできるため、異形カットからドーム型までご希望の形状でのオーダーが可能です。

その他アクリル商品ラインナップ

他にも、ご利用の場所や用途にあったアクリル製の商品を多数取り揃えております。

よくある質問

ガラスの種類辞典

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