波板ポリカーボネート/屋根に施工・交換するときのポイント

屋根に波板ポリカーボネートを施工・交換するときのポイント

屋根材によく使われる波板ポリカーボネートの貼り方

屋根材によく使われる波板ポリカーボネートの貼り方

波板ポリカーボネートは、こちらの5つの特徴から、屋外の屋根材に適した素材です。

5つの特徴
  1. 割れにくい
  2. 高い光線透過率で明るい
  3. 紫外線や熱をカットしてくれる
  4. 自己消火性で安心
  5. 簡易な施工

屋根材として人気の波板ポリカーボネートですが、「施工方法がわからない」「何から準備をすれば良いかわからない」というご相談も、お客様からよくいただきます。

この記事では、波板ポリカの施工前に知っておくべきポイントをアドバイスしますので、最後までご覧ください。

波板ポリカを施工するときの3つのポイント

まず、当社で販売している波板ポリカーボネートの仕様がこちら。
波板ポリカーボネートの仕様
その上で、波板ポリカーボネートを購入・施工いただく際には、こちらの3点を気をつけていただいております。
施工のポイント
  1. 施工に必要な波板ポリカの枚数を算出する
  2. 施工時には波板を2.5山以上重ねること
  3. 専用の取付ビスで波板ポリカを留めること

施工のポイント① 必要な波板ポリカの枚数を算出する

施工のポイント① 必要な波板ポリカの枚数を算出する

波板ポリカを重ねる場合は2.5山以上重ねることが多いです。このときの有効幅は576ミリになります。有効幅の数字を使って、施工に必要な枚数を計算できます。例えば、5メートル分の幅に波板ポリカーボネートを使う場合、

5000ミリ ÷ 576 = 8.68 ≒ 9枚

となるため、切り上げて波板ポリカーボネートが9枚必要となります。

施工のポイント② 施工時には波板を2.5山以上重ねる

施工のポイント② 施工時には波板を2.5山以上重ねる

波板ポリカーボネートを複数枚繋げて施工する場合は、2枚を重ねて取り付けることが必要です。重ねることで雨や風などの侵入を防ぎ、バタつきも抑えられます。

施工のポイント③ 専用の取付ビスを使う

波板ポリカーボネートには、施工のために必要な専用の取付ビスがあります。

波板取付ビス (木下地用)
施工のポイント③ 専用の取付ビスを使う - 波板取付ビス (木下地用)
下地が木材の場合に使用する。
波板取付ビス (鉄鋼下地用)
施工のポイント③ 専用の取付ビスを使う - 波板取付ビス (鉄鋼下地用)

下地が鋼製の場合に使用する。 ビスが六角頭になっているため、下穴を空けずに直接施工が可能。

下地によって使用する金具が異なり、「木下地用」と「鉄鋼下地用」のビスがあります。施工場所に合わせてビスを選択することでしっかりと固定できます。

施工時の注意点
  1. 耐候性処理タイプは表裏を必ず確認し、設置する
  2. 熱膨張や熱収縮による変形を考慮して、穴を開ける
  3. 薬品がつかないようにする
交換の目安
  1. 傷がつく
  2. 色が黄ばむ
  3. ヒビが入る・割れる

当社で取り扱っている波板ポリカーボネート

当社では、波板ポリカーボネートをお客様の使用用途や、ご利用の寸法にあわせてサイズオーダーを承っております。
当社で取り扱っている波板ポリカーボネート
波板の形状のため、雨が降った場合にも溝に沿って排水ができるため屋根材によく使用されています。

よくある質問

ガラスの種類辞典

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